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自閉症の作家 fuco:
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2020.11.30

fuco:が二十歳になるまで[小学生-3]

転校した小三のfuco:。勿論初日からやらかします。宮崎の学校は徒歩10分だったので、1人で登下校してました。転校先は校区の端っこ、30分近くかかるとこ。私も毎日一緒に行くつもりで自転車まで購入してました。が、隣のクラスが帰りの挨拶を始めたら1人で帰宅。学校中大捜索です…登校中ずっと後ろを見ながら歩いていたのは、帰りの風景を記憶しながら歩いていたからだったのです…勿論無事帰宅してましたけどね…

不安しかなかったこの小学校後半、幾つもの転機が訪れます。我が家は常々ラッキーだと思ってますが、ラッキー連続。

専門的な療育があっという間に順番がきて始まりました(片道1時間かかったけども)。それにより、スケジュールや構造化が使えるようになり、本人がうんと楽になったのです。その後イヤーマフも使用する事になります。

相変わらず弟は頻繁に救急車のったり、入院したりしますが、スケジュールがあれば妹と2人で留守番ができました。

定期的にヘルパーさんが入り、家事を教えてもらったので、毎日決まった時間に風呂掃除をし、洗濯をたたみ、米を研いだり、また夜洗濯干したりできました。妹と家事を分担して、急に2人になっても、落ち着いて生活できるようになったのです。

これも弟が頻繁に入院するから、多少クオリティ低くても、してくれるだけでありがたかった、任せるしかなかった状況だったから。

とはいえ、夫は会社が遠く、出勤は早く帰りは遅い、入院しても誰もすぐ来てはくれない。小5でfuco:が夜中てんかん大発作を発症した頃は、夫が彼女と同室。とりあえず気持ちはお任せして、母は入院道具を玄関に置き、呼吸器の悪い息子をすぐ病院いけるよう、洋服来て抱いて座ったまま寝てました。過酷じゃったじゃった。

そして他にも転機ありました!ピンチはチャンス!私たちの好きな言葉。続く…

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